ここでは私、Y塾長が以前の職場を離れ、私個人で学習塾 Yをオープンした理由について少し書きたいと思います。
私が学習塾 Yをつくる前、以前に勤めていた企業経営の個別指導塾では私一人ですべての生徒の指導に当たっており、私が赴任したときに9人だった生徒は2~3年ほどで30人余りまでふくれ上がり、満員のため入塾をお断りする状況にまでなっておりました。
一斉授業を行う学習塾であればまだ良かったのですが、個別指導では一人ひとりの学習の進み方に講師も歩調を合わせ、質問を聞いたり理解できているかを確かめたりする作業がより重要になります。正直に言って人手が足りない状況となりました。
しかし、会社の中での人材が足りなかったり、教室のアクセスが不便で他のアルバイト講師が来られなかったりという理由で、結局それから2年以上私だけで指導を行うことになり、その間に理解不足の生徒さんたちに充分に指導の時間をかけていくことができず、彼らは塾を離れていきました。
それでも比較的理解度の高い生徒さんたちは授業についてきており塾に残ってくれていたのは救いでしたが、この一件で私は会社の中で講師として指導を行っていくことに限界を感じてしまいました。本来、「勉強」というものは誰もに公平に与えられたチャンスであり、頑張れば上のレベルに上がれる舞台だと考えていましたが、生まれもった能力や、成長過程で獲得してきた技能により塾内である種の「分断」が起きてしまったことがショックでした。
ですので、生徒さん一人ひとりの能力や理解度によって、指導形式やテキストの難易度も塾を運営している会社のルールに従うのではなく、変えていかなければならないと思い、それができるのは個人塾だと私が判断した結果生まれたのが「学習塾 Y」です。
実は、私自身もかつては勉強に苦しんだ一人です。家庭環境や自身の体調不良に悩み、学問に集中できない時期を、その悔しさを経験しました。だからこそ、勉強が手につかないお子様の「本当の苦しさ」が痛いほどわかります。「やる気に寄り添う」という当塾のスローガンは、一人ひとりの得意と苦手、考え方、性格、これらを理解してお子様の立場に立った指導を行うという理念に基づいています。
当塾では、テキストに書いてある付け焼き刃のような表面的な知識だけではなく、ものごとの本質を根本から理解し、応用できるような深い知識や考え方を提供することを信条として情熱をもって指導・運営に当たらせていただきます。
