読解力授業についてのご案内
ここでは主要5教科(国・数・理・社・英)以外に設定しております「読解力」の授業についてご説明いたします。
今回、学習塾 Yの立ち上げに伴い新たに設定しました「読解力」の授業を導入したきっかけですが、これは私が今までに授業をしてきた中で、”読解力”によって生徒一人ひとりの各教科の伸びしろが左右されてしまうことに気づいたことが始まりでした。
例えば、高校入試の模擬試験において国語だけずば抜けて高い得点を取る生徒さんが見られますが、このような生徒さんは塾に入るなどして学習機会が増えると他の教科も成績がグンと伸びる傾向にあります。
これは明らかに読解力によるもので、試験の説明文や教科書に書いてある文章を正しく読めるタイプの生徒さんだと言えます。試験の問題文も正しく意味を理解して読めるので、覚えた知識をしっかりと得点につなげることができます。
しかし、読解力が不足しているとそもそもの問題文を正しく読むことができないため、いくら知識を蓄えようとも意味を理解できずに正答率を下げてしまいます。ですので、国語が苦手な子は、算数の文章題も、理科の記述も文を正しく読めないことによって損をしています。
つまり、この「読解力」をどれほど持っているかによって勉強量に対して得点として出てくる成果も大きく変わってくるわけなのです。極端に言えば5の努力をして10になる人がいれば、5の努力をして1になってしまう人もいることになります。
いわば「読解力=全教科のOS」といっても過言ではないものです。
では、どうすれば読解力を上げられるかというと難しい話になってきます。一朝一夕で獲得できる能力ではなく、読書をすれば順調に上がるわけでもないようです。一説には幼少期の親とのコミュニケーションが左右するなどの研究もあります。しかし、私としてはほとんどの塾でこの能力を上げるためのカリキュラムが無いのを歯がゆく思っていました。生徒一人ひとりの読む力によって成果が変わってしまうというのは何とも残念なことです。
ということで、私が学習塾 Yの開講と一緒に考えていたのがこの「読解力」の授業だったのです。読解力は細かく分けると様々な能力に分かれており、接続詞や「てにおは」、「こそあど言葉」のような指示語の使い方に加え、「AだからBになる」という因果関係を表す「論理」や、「タンポポ」と意味を限定するのとざっくりと「花」という言い方をする違いを表す「具体と抽象の関係」、わくわく=「期待」、すごすご=「失望」などの「言い換え」など様々な分野があります。
これらをテキストを使って学習し、文の読み方のルールから鍛えていくというのが「読解力」の授業です。
これを見て、いくら勉強しても成果が出なくなってしまったときに、子どもの文を読むポテンシャルから見直してみたいと思われ方におきましてはご検討いただければ幸いです。

